-四つの平-
長野盆地、佐久盆地、伊那盆地の四つの平に歌われる盆地の一つ、松本地方。現在、安曇野は、現在、松本市になり、梓川、犀川の西岸から嘉瀬川流域の最南部にかけて広がる扇状地である。地表にある水の多くは浸透してしまうため、堰（せき）と呼ばれる用水路によって灌漑（かんがい）し、農業を行っていました。日本の中でも有数の山岳地帯、北アルプスを背景に、雪解け水で育まれる大地と、「名水百選」「水の郷百選」など至るところから湧き出る豊富な地下水は、多くの自然を育んでいます。
全国１等米1位の産地
近年、長野県は、１等米比率が全国１位です。わずかに24年は逃しましたが、平成15年から長年１位だったことを考えると、長野が災害の少ない恵まれた地方であることがわかります。長野は、冷涼な気候なため温暖化の被害も少ない状況と言えます。
しかし、全国的に見られる高温登熟障害は、出穂後の高温が続き、成熟が早まり、収穫遅れの胴割れが多く発生しています。北陸地域でも登熟期の日平均気温が比較的高く、日射量が少ないため、白未熟粒の発生による品質低下。西南地方では、白未熟粒の発生と充実不足により１等米比率の低い状態が続いています。
長野産の長兵衛玄米は
契約栽培の中で一番古くから作付けがされている長野は、長兵衛玄米育成の地です。冷涼地のため、山から吹き降ろす風で、育苗ハウスの苗が全滅したこともありました。その中で育まれた苗は、一番不得手な寒さを乗り越え本田へ。じっくり育てられた玄米は、甘みがあり、安心して食べて頂けるお米になります。玄米品質1等米の産地です。
景観の素晴らしさが美しいお米を育てます。
