神在祭-神在餅(じんざいもち)-
出雲地方では旧暦の10月に全国から神々が集まり、「神在祭(かみありさい)」と呼ばれる神事が行われています。
出雲地方の「神在(じんざい)餅」に起因する「ぜんざい」の発祥の地は出雲であるということは、江戸初期の文献、「祇園物語」や「梅村載筆」(林羅山筆:儒学者)、「雲陽誌」にも記されています。
『出雲國に神在もちいと申事あり。京にてぜんざいもちいと申ハ。これを申あやまるにや。10月にハ日本國の諸神ミな出雲國にあつまり玉ふゆへに。神在と申なり。その祭に赤豆をにて汁をおほくし。すこし餅を入まいらせ節々まつり候を。神在もちい申よし。(祇園物語より抜粋)』
「西の仁多米」
仁多米の産地、仁多郡奥出雲町で収穫される高評価の良質米は、「東の魚沼コシヒカリ」、「西の仁多米」と言われています。稲作栽培は、田植えから収穫までに、1反当り150tの水を必要し、雪解けの花崗岩からミネラル分豊富な岩清水が豊富に湧き出ていることも米処とされているところです。
島根産の長兵衛玄米は
契約栽培の中で山陰地方、日本海側気候地点にあり、日本有数の米処にあって、長兵衛玄米の作付けに参加。大粒でしっかりした長兵衛玄米は、この有名産地「奥出雲」の昼夜の寒暖差のなかで、ゆっくり育成されています。長兵衛玄米は、全国的に普及拡大した「コシヒカリ」との栽培方法と多くの違いがあり、一部の生産者とその産地だけが日々安定供給に努力しています。